H型PCパイルについて

こんにちは。

福井で【地盤改良】【地盤補強】【地盤調査】【液状化対策】を行っております ABコーポレーションです。

今日は、H型PCパイルについてお話したいと思います。

アルファベットのHの形をしたコンクリート杭(パイル)のことをH型PCパイルといいます。

丸型ではなく、H型にすることで、摩擦が大きくなり支える力が強くなります。

H型PCパイル 工法

約20センチ角のコンクリートパイルは、曲げや押しに強く、取り扱い時におけるクラックの心配がない丈夫なパイルです。高いコンクリートの圧縮強度で耐衝撃性にも優れています。

認定工場でしか生産していない、安心した品質のパイルが材料になります。

H型PCパイルについて

環境にやさしい

セメントを現地で使用しません。

セメントを作る際に発生する【六価クロム】による土壌汚染や地下汚染の心配がありません。

また、パイルを圧入する工法なので残土がほとんど発生しません。

周りの環境にやさしい

柱状改良はセメント系固化材を現地で使用するため粉塵が舞い近隣からの苦情などの問題が考えられます。

*柱状改良とは➡こちら

しかしH型PCパイルは工場で作ったパイルを持ち込んで圧入しているので、粉塵が舞う心配がありません。

ABコーポレーションにいつでも・どんなことでもお問い合わせください。 
ABコーポレーションは福井を起点に、北陸、県内外問わず【地盤改良】【地盤補強】【液状化対策】【地盤調査】を行っております。

お気軽にお問い合わせください。0776-65-1113受付時間 9:00-18:00 [ 土日・祝日除く ]

メールで問い合わせる お見積り・ご相談などこちらから

木杭を使用した地盤補強 【環境パイル・環境パイルS 工法】

こんにちは。

福井で【地盤改良】【地盤補強】【地盤調査】【液状化対策】を行っております

ABコーポレーションです。

今日は、エコな【地盤改良】の工法【環境パイル】【環境パイルS】についてお話したいと思います。

環境パイル工法とは、木で家を支える「地盤改良」のひとつで 「防腐」 「防蟻」の 処理を行った材料を使用しております。

円柱状に成形した木材を圧入専用重機にて地盤中に無回転で圧入し、これを地盤補強材として利用する工法です。

環境パイル 工法

杭の力で支える工法

地盤が弱いところでも対応できます

環境パイル(S) 工法

杭の力ともともと持っている地盤の力の両方で支える工法

環境パイルより木杭の本数を少なくできます

環境パイル・環境パイルSについて

木材を利用した地盤補強工法として(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明書を開発会社(兼松日産農林株式会社)が地盤業界で初めて取得しており、全国で2000件以上の実績があります。

経験や勘などではなく地盤調査を実施して、必要な杭の長さや杭の本数を決定しているので安心です。

長期耐久性

木材にAQ認証(優良木質建材等認証)を取得している工場で高品質な防腐・防蟻の薬剤を加圧注入しています。

AQ認証とは、(公財)日本住宅・木材技術センターが、AQ制度に基づいて品質性能などを客観的に評価した結果、優良な製品へ出す認証のこと。

そもそもAQとは「Approved Quality(よいと認められた品質)」の頭文字から来ています。
AQ認証を取得しているということは優れた木質建材の証なのです。

土地を選ばない

弱い地盤・有機質土(堆肥のようなもの)でも大丈夫です。

セメントや鉄を用いた地盤改良を木材に置換することにより、
1棟当たりの二酸化炭素を約10t削減でき、施工材料による六価クロム等の環境汚染の心配もありません。
また、地場の木材も利用できるので地産地消への貢献が可能な工法です

数々の認定を受けています

エコマーク

【優良木材質建材等認証】

使用している木杭が、間伐材有効利用として評価され「環境パイル」という形で登録されています。

ウッドデザイン賞

【2015 ライフスタイルデザイン部門】受賞

国産材の積極的な利用を促進していることが評価されました。

ウッドデザイン賞・・・木のよさや価値を再発見させる製品や取り組みについて優れたものを表彰している

木づかい運動

国産材の積極的な利用を通して山を活性化し二酸化炭素をたっぷり吸収する元気な森林づくりを進める運動

環境パイル工法 についてもっと詳しく見てみる

環境パイル工法は、兼松日産農林株式会社が開発した工法です。

➡ 環境パイル工法協会のWEBページへ

ABコーポレーションにいつでも・どんなことでもお問い合わせください。
ABコーポレーションは、福井を起点に、北陸、県内外問わず 【地盤補強】【液状化対策】【地盤調査】を行っております。

お気軽にお問い合わせください。0776-65-1113受付時間 9:00-18:00 [ 土日・祝日除く ]

メールで問い合わせる お見積り・ご相談などこちらから

地盤補強について【木材を利用する編】

こんにちは。

福井で【地盤補強】【地盤調査】【液状化対策】を行っておりますABコーポレーションです。

今回は、建物を建てる前に必要な【地盤補強】についてのお話をしたいと思います。

前回、【地盤補強】には【表層改良】【柱状改良】【鋼管杭】の3種類があるとお話しました。(くわしくは、➡こちら

その【地盤補強】のなかでも弊社がおすすめしています 【エコな地盤改良=木材を利用する工法】について今回はお話したいと思います。

木材を利用する編

木材を利用する工法

  • 環境パイル工法
  • 環境パイルS工法
  • LP-Lic工法
  • などなどがあります

    施工方法

    小型重機により、天然材料である木材を地中に圧入して、地盤の密度を高めます。

    *木材を打ち込む方法は、東京駅や丸ビルにも使用されている昔から使用されている工法です

    木材を利用するメリット

    長期耐久性

    地下水位よりも深いところまで木杭をうちこみます。

    地下水位より深いところは、酸素が不足しているので、シロアリなどの生命維持が難しく、被害を受けにくくなります。なので、半永久的に腐ることがありません。

    (*LP-Lic工法の場合)

    環境にやさしい

    セメントや鉄を用いたものを利用するよりも二酸化炭素を削減できます。

    鉄筋やコンクリート作成するとき、二酸化炭素を発生させてしまうのに対し、木は二酸化炭素を取りこんで成長しています。

    木は、空気中から二酸化炭素を吸収し成長しており、土内に炭素を貯蓄することが可能です。

    温暖化対策にも一役かっています。

    地域にやさしい

    国産の間伐材を有効利用しています。

    国内の木材を使用することで、地産地消を推進し、森の再生と林業の振興に貢献します。

    【間伐材とは・・・・】
    森林の成長過程で密集化する木をまばらに切ること。
    それを行うことで、1本1本の木に十分光が当たり、地面から植物も生えてくるようになる大切な作業。

    ほかにも、こんなにいいことがあります

    ・自然素材を用いるので、地下汚染の心配なし

    ・静かに圧入するので、低振動・低騒音

    ・大型重機を使わないので、市街地での施工可能

    ・土を掘り起こして丸太を圧入しないので、残土が少ない

    経験や勘などではなく地盤調査を実施して、必要な杭の長さや杭の本数を決定しているので安心です。

    ABコーポレーションにいつでも・どんなことでもお問い合わせください。
    ABコーポレーションは福井を起点に、北陸、県内外問わず 【地盤補強】【液状化対策】【地盤調査】を行っております。

    お気軽にお問い合わせください。0776-65-1113受付時間 9:00-18:00 [ 土日・祝日除く ]

    メールで問い合わせる お見積り・ご相談などこちらから

    地盤補強 について

    こんにちは。

    福井で 【地盤改良】【地盤補強】【地盤調査】【液状化対策】 を行っておりますABコーポレーションです。

    今回は、地盤調査でもし地盤が弱いことが分かった場合行う【地盤補強】についてお話したいと思います。

    地盤補強の種類編

    表層改良

    弱い地盤が浅い場合に用いる。

    建物の下の地盤にセメントを入れて攪拌しながら混ぜ込んで、地盤自体を強くする方法。

    ➡約2M程度の地盤に有効

    柱状改良

    弱い地盤が深い場合に用いる。

    安定した地盤までセメントミルク(セメント系固化剤と水を混ぜたもの)を注入して柱状に固める方法

    ➡約2M~6M程度の地盤に有効

    鋼管杭

    柱状改良では対応できない深さのときに用いる。

    支持層に到達した金属製の鋼管により、建物を支える方法。非常に深い層まで杭を届かせることができるので、コンクリートの住宅やマンションで施工されることが多い。

    ➡約15Mぐらいまでの地盤に有効

     近年【セメント】【土】を混ぜると化学反応を起こし【六価クロム】という有害物質が発生する危険性があるといわれています。 
    
    *【六価クロム】  アスベストと並ぶ発ガン性物質のひとつ
     エコな地盤補強をABコーポレーションは提案しています 

    地盤調査 について

    こんにちは。

    福井で 【地盤改良】【地盤補強】【地盤調査】【液状化対策】 を行っておりますABコーポレーションです。

    今回は、なぜ地盤調査が必要なのか地盤調査というのはどのうなことをおこなっているのかお話したいと思います。

    なぜ地盤調査が必要なのか

    建物を建てる前に、まずは地盤「調査」が必要です。
    どんなに耐震性能の高い建物を建てたとしても、それを支える地盤が弱ければ、時間が経過するにつれ地盤沈下が起こったり、地震の際に土地が液状化したりして建物が倒壊する危険性が高まります。

    建物が傾くことで、窓やドアが開きづらくなったり基礎や外壁にひびが入ったりします。さらに、すきま風や傾きが生じることで生活に不調をきたす場合があります。

    安心して生活するため、建物を建てる前に地盤の調査を行い、必要に応じて改良を行うことが必要です。

    地盤調査について

     では、地盤調査にはどんな方法があるのでしょうか。

    スクリューウェイト貫入試験

    建物の四隅と中央の計5カ所の強度を調査する。

    先端がスクリュー状になっている鉄の棒を地面に立てます。その棒の上におもりを少しずつ載せながら地面にねじ込み、25cm貫入する重さを記録する。

    100kg載せても貫入しなかったら棒に備わっているハンドルを回転させ、やはり25cm貫入させるのに要した回転数を記録。こうして得られた重りの重量や回転数から地盤の強度を算出する。

    調査コストもリーズナブルで、導入しやすいのが特徴

    ボーリング調査

    支持層と呼ばれる強固な地層に達するまでボーリング(くりぬくこと)しながら、鉄の筒状部品を自然落下させながら地中に埋めていき、30cm地中にめり込ませるのに要した打撃数をもとに、地盤を計測する方法です。値を測ると同時にると、地層のサンプルを取ることで地盤の強度のほかに、地下の水が流れる層の位置や、地盤が横にどれだけ動くかなどがわかる。

    多くの地盤調査に利用されていて、実績も豊富にあるため、データの信頼性が高く、その分調査コストも高いのが特徴。

    設計しようとしている建物の重さに地盤が耐えられるかどうかは見ただけでは分かりません。

    地盤調査を実施することにによって、数値として知ることができます。

    地盤調査の結果を得ることで、見合った基礎の仕様を決定できるようになります。